私が電気工事士試験の実技(技能)試験の対策として、最強だと思うツールがありますので、そちらを紹介します。
私もこちらで勉強して合格しました。
ぜひ、読んで頂ければ、勉強法が分かりますので、よろしくお願いします。
実技(技能)試験対策の最強勉強法
電気工事士2種試験の実技試験対策は、
“工具メーカー「ホーザン株式会社」の「第二種電工試験の虎」”
これ十分というか最強だと思います。
私はユーキャンの通信講座をしていましたが、実技試験をどのようにすればいいかの詳細がわかるのはDVDだったため、ほとんど使用しませんでした。
と言うか、全く見てません。笑
なぜなら、わざわざ見れる環境を準備しないといけないので、面倒だったからです。
その代わり、ホーザン(株)の「第二種電工試験の虎」はYoutubeでどこでも見れるのでかなり重宝しました。
特に私は出張ばかりの仕事をしているので、いつでも空いた時間で勉強できるのが良かったです。
何が良いのか?
ただのYoutube動画ではありません。
実技試験を完全に想定した内容で全て見ることができます。
以下の点で私は最強だと思っています。
- 当日の試験問題を使用(試験は事前に公開された13問の中から1題出題される)
- 時間も本試験と同様に想定されている(始めの数回は丁寧な説明のため、時間オーバー)
- 試験問題からの配線図の書き方まで全てが見れる
- 使用工具も説明あり(全てホーザンの工具)
- 解説者の手の動きや説明がわかりやすい
中でも一度も実技試験を受けたことない人はどのように試験を進めるのかがわかるので、かなり疑問や不安が解消されると思います。
どのように勉強したか?
私は、このYoutube動画を使って同じように実技試験を想定してやりました。
方法としては、
- 公開された問題の配線図を何度も解く(時間は10分以内を目標)
- スマホのタイマーを使用して、何分以内で終わるかを試してみる
- 13題全てが終わった段階で、また1題目から同じように解く
特に複線図だけであれば、出張先でも工具がなくてもできますからね。
ここさえ、確実にできるようになれば、落ち着いて問題を作製してしていくだけです。
時間に関しては、何度もやれば時間内にできるようになります。
試験時間は、40分です。
私は、初めは1時間くらいかかっていました。
何度もやっていくうちに30分以内でできるようになりました。
本試験では、30分で作製して間違いがないかの確認に10分使いました。
実技(技能)試験対策おすすめ工具
私が実際に使用した工具を紹介します。
ホーザンでは、電気工事士試験用のセットも販売しているのですが、
私は普段から仕事で工具を使うので、最小限の購入で済みました。
みなさんも身の回りにある工具はそれを使用して、それ以外は購入するようにしましょう。
1.ワイヤーストリッパー
ワイヤーストリッパーは、私も普段から持っていましたが、こちらを購入しました。
理由は、電気工事士試験で出てくる電線ケーブルの被覆をほぼ全て剥くことができるからです。
また、先端でケーブルを曲げることもできますので、一つの工具で色々できるので、便利です。
もちろん、Youtube動画でもこちらの工具が使われています。
(ホーザンなので、もちろんそうですが…)
2.電工ナイフ
電工ナイフは、VVRの被覆をむくために必要になります。
出題の13題の中に確実に入ってくるので、必要です。
私も電気工事が仕事ではないので、こちらは持っていませんでした。
ただ、本番の試験では、VVRは出なかったので使用しませんでしたが…
ちなみにカッターナイフでも良いのでは?と思われる方もいるかもしれません。
ただ、電気工事士試験では推奨されてないので、持ち込むのはやめた方がいいでしょう。
VVRを電工ナイフで使って被覆を剥くのは少しコツがいるので必ず練習しておきましょう。
3.ウォーターポンププライヤー(小さいサイズ)
こちらは、金属管のロックナットやカップリングをしめる際に必要となります。
私は普段の仕事からこちらは使用しています。
特に小型の装置や狭い箇所でのナットなどを回すのに重宝します。
FEの仕事仲間でも使用している人は結構多いです。
工具を使用することが多い方にはおすすめします。
こちらは小さいサイズですが、大きいサイズもあります。
4.リングスリーブ用圧着工具
こちらも必須の工具になります。
リングスリーブを圧着する工具専用で、他の圧着工具ではNGです。
先ほどのホーザンでも同じ工具を出していますが、こちらの方が少し安いです。
私もこちらは持っていなかったので買いました。
もちろん、ホーザンでも問題ありません。
5.ドライバー
【プラスドライバー(+2)】
こちらは私も普段から使用しているオススメのプラスドライバーです。
持ち手の部分がクッションなっており、ネジに力が加わりやすいです。
また、ドライバーには番号がついており、通常使われるプラスネジは「+2(2番とも言う)」が多いです。
電気工事士試験では、端子へのネジ止めなどに使用します。
ただ、プラスドライバーは持っているものでも十分です。
【マイナスドライバー(ー5.5)】
マイナスドライバーにもサイズがあります。
電気工事士試験で使用するのであれば、「-5.5」がおすすめです。
「埋込連用取付枠の使用」「スイッチ類の付け直し」などに使用します。
もしマイナスドライバーがないのであれば、貫通ドライバーをおすすめします。
ネジをナメた時や何かの隙間に入れて、テコの原理で外したい場合に持ち手のお尻箇所をハンマーなどで叩くと力が伝わりやすいからです。
もちろん、持ってなければで大丈夫です。
6.ペンチorニッパー
【ペンチ】
ペンチは、電線などを切ったり曲げたりする際に必要になります。
こちらは特におすすめないので、私が使用しているものの中で安いものを挙げています。
7.メジャー/スケール
一応参考までにメジャーを載せておきます。
こちらは、実技試験でケーブルの長さも指定がありますの、その長さを測る際に必要です。
特におすすめはありませんが、選ぶポイントとしては「自立するもの」です。
スケールでも良いのですが、荷物になるのでメジャーをおすすめします。
私も当日はメジャーを持って行きました。
8.全く工具がない人におすすめのセット
こちらはホーザンが電気工事士の実技試験用にセットで販売している工具セットです。
正直、工具を持っていないのであればこちらで十分です。
色々一つずつ集めると大変ですし、お金もかかるので、こちらはオススメです。
実技(技能)試験練習用の材料はどうすればいい?
実技試験の練習でもう1つ重要になってくるのが、電気工事用の材料です。
これは1から集めるとなるとかなり大変です。
正直、ケーブルは使い捨てになるので、試験で使用される材料があれば十分です。
電気工事士試験用おすすめセット
そこでおすすめとなるのが、先ほどと同様に電気工事士試験対策セットです。
ここはさすがだなと思わされるのですが、ホーザンが出しています。
こちらで全て揃っています。
使い方
特別な使い方はありませんが、使えるものは全て再利用します。
私も通信講座でこのようなセットがあったのですが、使えるものは全て再利用していました。
再利用できなものをピックアップしておきますので、それ以外は足りなくなったらホームセンターで買い足すをおすすめします。
【再利用できないもの】
- VVFやVVRなどのケーブル
- リングスリーブ各種
以上が、再利用できないものとなります。
スイッチ類も差し込んだ後に取り外すことができます。
間違えても捨てない用に気をつけてください。
【参考】工具も材料も全てこれでそろうセット
ホーザンの工具などを調べていると、電気工事士2種試験用に全てがそろうセットがありましたので、参考までに載せておきます。
もし、一つ一つを集めるのがめんどくさい方は、こちらがおすすめですね。
それなりに値段はしますが、全て揃っているので十分すぎるくらいです。
あとは、使えるものは全て再利用して行きましょう。
ここまで長々と紹介してきましたが、参考にして実技(技能)試験の練習をして頂ければ幸いです。
読んで頂きありがとうございました。
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