30代で電気工事士受けるってどうなんだろう?
そんな感じで電気工事士2種試験を受けてきました。
その時の感想や受験した理由などを紹介する記事です。
なぜ、30代で電気工事士の試験を受けたのか?
昨年になりますが、電気工事士2種試験を受け、合格しました。
電気工事士2種試験って工業高校の電気科の人が受けるものって印象があります。
しかも、私は高校は普通科の文系、大学も文系ですから全く縁がありません。
もちろん、今のFEと言う職種は電気や機械を扱う仕事ですが、必要になることはほとんどありません。
ただし、電気工事関係の仕事をする場合には別ですが…
半導体関係の装置や分析装置のFEではほとんど関係ありません。
では、どうして受験したのか?
理由は、2つあります。
受験した理由その1
分析装置のFEでは、小さな企業〜大きな企業まで様々なところで納入することが多いからです。
基本的に大きな企業(ここでは電気設備関係の部署がある企業のこと)に納入する際には、ブレーカーへの接続はその企業の部署が接続してくれます。
しかし、そのような部署がない企業は自分達で接続する必要があるのです。
また、大学などにも装置を入れることがあるので、その時も自分達で接続する必要があります。
特に必要になってくるのが、漏電付きブレーカーへの直接接続は電気工事士2種の資格が必要となります。
では、今まではどうしていたのかというと…
そこは察してください。笑
私がいる会社は大きな会社ではないので、コンプライアンスや安全が結構ないがしろにされやすいです。
しかし、ここ最近の流れはかなり厳しくなってきているので、ちゃんと取り組みましょうと言うことになったのです。
初めからちゃんとしてくれよって思います。
正直、今の会社に入ってブレーカーに接続して事故が起きてないことが本当に不思議でした。
受験した理由その2
転職する際に電気関係(主に理系の知識がある)の知識があるという裏付けになるからです。
こちらは、とある転職エージェント会社との面談をした時に、私が元々が文系だから理系の知識があると言う意味にもなる電気工事士の資格でもあれば、相手先の企業も採用しやすいとの話がありました。
確かに私が相手先の企業であれば、何かしら判断できる資格があれば採用しやすいとも思い、その理由は納得していました。
そんな中で会社からの要請もあって、これはチャンスだと思い受験しました。
電気工事士2種ってどんな試験なの?
筆記試験と実技試験の2つにわかれています。
試験自体が現在は1年に2回あります。
つまり、チャンスが2回あるということです。
さらに実技試験を落ちたら、次の試験は筆記試験は免除されるので、優しい仕様になっています。
筆記試験に合格しないと実技試験に進むことができません。
筆記試験については、基本的な電気理論の話〜工事に関わる工具や部品のことまで出題範囲です。
実技試験について、電気図面を読み取って実際に配線接続をしていく試験です。
URLを載せておきますので、参考にされてください。
<電気技術者試験センター/電気工事士2種試験概要URL>
受験者の年齢層はどんな感じ?
やはり、工業高校の高校生が多くいました。
でも年齢層や性別は幅広い印象を受けました。
20歳〜30歳が多い感じですが、40歳以上の方もちらほらいらっしゃいました。
さらに女性も結構いたので、驚きました。
最近、様々な企業で電気関係の方を見るのですが、女性の比率が増えているのでその影響もあるかもしれません。
試験会場はどんなところ?
筆記試験は、大学でした。
コロナもあって、2席ずつ空けてから座る感じで広々受験できました。
実技試験は、ホテルの会議室でした。
長机に2人ずつで、工具も広々置けました。
ただ、終了間際に隣の人の焦って切った電線が飛んできましたが…笑
私が受けた会場だけかもしれませんが、高級ホテルの会議室だったので、イスがふかふかでした笑
どんな勉強をした?
ユーキャンの電気工事士2種試験セットを使用して勉強しました。
ただ、参考書を見て勉強するとかなり眠くなります。
これは本当です。笑
それだけ退屈だし、元々文系の自分からすると計算ばかりで正直「うーん」って感じによくなっていました。
だから、参考書は本当にざっと目を通して、過去問をひたすら解きました。
理解していない状態で、過去問をやっていき、わからないところを参考書で調べると言うような勉強方法です。
意外とこれがかなり進みました。
むしろ、こっちの方が効率よく勉強できたと思っています。
本当に試験で出題された問題なので、理解して覚えないといけないモードに脳が勝手になりました。
実技試験については、ホーザン(工具などの製造する会社)のYoutube動画で勉強しました。
かなり優しく説明してあるのでわかりやすかったです。
あとは、何度も練習して試験時間に配線を接続できるようにしました。
何を使用して、どんな勉強をしたのかはまた別の記事で詳しく紹介していきたいと思います。
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