激務と言われる理由
サービスエンジアや
フィールドエンジニアは、
よく激務と言われることがあります。
ネットで検索しても出てきます。
その理由は、
サービスエンジニアや
フィールドエンジニアは
業界によって仕事量や難しさが異なるからです。
例えば、24時間体制で交代勤務で対応している業界もあれば、
完全土日祝日は対応していない業界もあります。
業界や会社の装置の特性によっても
緊急度が違います。
そのため、激務と言われる多くは、
緊急度が高い装置や機械を扱う会社であることが多いです。
また大きく激務と言われる判断として、
- 忙しさ差にあり過ぎる
- 業界によって異なる
- 会社によって異なる
以上の3つに大きくは分類されるので、1つずつ解説していきます。
激務の判断その1:忙しさに差があり過ぎる
サービスエンジニアは
常に装置のメンテナンスや
トラブルなどで忙しいように見えます。
しかし、
実態は忙しい時にはかなり残業しますが、
全くトラブルがない時期もあります。
その場合はひたすら待機します。
そのため、
激務と言われる理由として、
忙しい時期だけを切り取られている
場合が多いです。
実際に私の場合では、
月の残業が50hを超える月もあれば、
10h程度の月もあります。
かなり差がありますよね。
特に何もない時は資料の整理や
装置の勉強などしています。
時にはボーッとしていることも(笑)
激務の判断その2:業界によって異なる
業界によって本当に差があると思います。
特に医療業界や半導体業界です。
医療業界は人命が関わるため、装置の故障やトラブルが発生した際には
すぐに対応しなければなりません。
半導体業界は、
生産ラインがストップした場合の
損害が莫大になるケースが多く、
緊急度が高いです。
その他にも私が知らない業界もあると思います。
共通しているのは、
「緊急度が高い」「扱うモノが高額」
この2点だと思います。
このような業界だけを切り取ると
激務と言われるかもしれせん。
しかし、その逆もあります。
消防設備関連の業界です。
基本的に法律で定められた通りの
メンテナンスをすることが基本です。
そのため、実施する時期や日程がある程度決まっており、
他の業界と比べて激務の場合がほとんどありません。
私の経験でも
半導体業界と分析機器業界を比べても
圧倒的に半導体業界が忙しいです。
激務の判断その3:同じ業界でも会社で差がある
医療業界を例に出すと、
医療機器と言っても人命に直結するモノとそうでないモノがあります。
例えば、
ペースメーカーとデンタル機器です。
ペースメーカーは人命に関わりますが、
デンタル機器はそうではありません。
このように同じ業界でも
扱う装置の種類によって、
忙しさがかなり異なってきます。
また同じ会社の中でも部署や担当によって
扱う装置が異なる場合がありますので、
その場合でも異なります。
経験で言えば同じ半導体業で、
半導体製造装置の会社でも
海外出張メインの会社と
そうでない場合だと
圧倒的に海外出張メインの会社の方が
かなり忙しいです。
激務でない業界・会社の選び方
激務でないサービスエンジニアの会社を
選ぶ際にはポイントがあります。
- 緊急度の高い装置や機械を扱う会社を選ばない
- 担当エリアが広い会社を選ばない
- 夜間電話当番などがあるか確認すること
- 求人目的が退職による人員募集でないこと
以上がポイントになりますが、
このポイントで探すデメリットもあります。
それは、
「給料が低い可能性がある」
これらのポイントを避けると必然的に
激務とされる会社より需要が少ないということになります。
緊急度が高い装置ということは、
それだけ需要が高いということになりますからね。
そういうことも考えて選ぶ必要があります。
まとめ
まとめると、
サービスエンジニアが激務と
言われる理由は
仕事の忙しい時と
そうでない時の差がかなりあり、
業界や会社によって異なるため、
一部分の話が一人歩きしている
可能性が高いことです。
また、激務でない会社の選び方も
まとめました。
キーワードは、「緊急度」です。
ただ、それを避けると
給料が低くなる可能性があります。
今後もサービスエンジニアを深く知るきっかけになる情報を伝えていきます。
参考になれば嬉しいです。
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